ストールの素材には麻やシルク、カシミヤなどありますが、なかでも圧倒的におすすめなのがカシミヤ素材です。
ほかの素材に比べて繊維が細かく、肌触りがいいのでストールでよくあるチクチク感が一切ありません。
上質な素材が使われているので金額はやや高額ですが、取り扱いやケアに注意すれば長く愛用できるアイテムです。
ストールの素材や光沢感に物足りなさを感じた経験がある方は、ぜひカシミヤ素材のストールを手に取ってみてください。
この記事では、カシミヤストールの魅力から取り扱い、おすすめの商品までを紹介します。
カシミヤストールのおすすめ&人気のブランド
カシミヤストールのおすすめ人気ブランドは、以下の通りです。
・EDWARD BROWN
ジョンストンズ
ジョンストンズは有名なイギリスのブランドであり、伝統的なチェック柄が有名です。

上記のチェック柄をお店で見かける方も少なくないでしょう。
ジョンストンズはチェク柄の定番ブランドとも言えるので、上質素材のチェック柄を求める方におすすめです。

EDWARD BROWN
EDWARD BROWNはオリジナルに糸選び・色選びから開発、製造までをしているカシミヤブランドです。
肉厚でしっかり重量感もあり、発色もキレイなのがポイントです。

EDWARD BROWNのカシミヤ製品は、すべてグレードAの最上級カシミヤが贅沢に使用されています。
まさに最高のカシミヤストールといっても過言ではありません…!
\公式サイトはこちら/
公式:https://edward-brown.com/en-kr
カシミヤストールのおすすめの選び方

カシミヤストールを選ぶ際にチェックすべきポイントは以下の6つです。
- 素材
- 大きさ
- 色
- 重さ
- 厚み
- 金額
①素材は100%にこだわろう

同じ「カシミヤストール」とうたっていても、商品によってカシミヤの混紡が異なるため、驚くほど手触りが違います。
上質なカシミヤストールを選ぶなら、カシミヤ100%のものを選びましょう。
商品のタグを確認すればカシミヤ100%か否かがわかります。
タグに「カシミヤ混紡」と表示されているのはカシミヤが100%ではなく、10%~20%ほど羊毛(ウール)が混じっているものなので、注意してください。
カシミヤ100%でなくとも充分に暖かく、防寒具としては機能しますが、カシミヤ100%のストールの肌触りを1度知ってしまうと物足りなさを感じます。
「柔らかさにくるまれる幸せ」に浸れるかどうか?で言うとカシミヤ100%にはかないません。
中途半端なものを買うより、どうせ買うならカシミヤ100%のずっと大切に使えるものを買うことをおすすめします。
オンラインショップの場合は「カシミヤの産地(内モンゴル産など)」を明記し、本当にカシミヤかどうかの第3者機関の検査証明書を添付しているお店もあります。
不安な場合はそういった証明書を添付しているショップを選ぶといいでしょう。
②サイズは3種類
カシミヤストールにもさまざまな種類がありますが、おすすめのサイズは以下の3つです。
2.60cm×180cm
3.マフラーサイズ
①70cm×200cm
70cm×200cmサイズのストールは大判のカシミヤストールと言われ、幅と長さ・色で豊富なラインナップがあります。
ストールの中でも1番大きなサイズであり、肩にサッと羽織って上半身を丸ごとくるめるので、防寒用としてもおすすめです。
しかし欠点もあります。
・かさばる
・華奢な人、小柄な人には大きすぎて持て余す
「大は小を兼ねる」と言いますが、カシミヤストールの大判タイプの場合は大きすぎると扱いにくかったり、長すぎて巻きにくかったりします。
スタンダードでおすすめなサイズですが、まずは自分の体型やファッションスタイルにあったものを選びましょう。
②60㎝×180㎝
70cm×200cmが大きすぎると感じた場合、ひと回り小さいサイズの60cm×180㎝がおすすめです。
くるっと巻いたときのおさまりがよく、幅を何重にも折りたたまなくて済むので首回りが分厚くならないのが特徴です。
コートの中にサラッと羽織りたい場合や「室内ではバッグの中に折りたたんですっきり収納したい!」という場合でもかさばりません。
ただし、180cmだと長さが足りなくて複雑なアレンジ巻きがやりにくいという意見もあります。
そんな声から、昨今はさまざまなアレンジがしやすいように長さは200cmのままとし、幅だけを60cmにしたものも最近は多く出ています。
これだと折った時に厚みが出ず、巻きやすいストールになりますね。
③マフラーサイズ

大判のものがカシミヤストールの良さをもっとも発揮できますが、実はマフラーサイズも便利です。
首にクルっと巻いて終わりなので、複雑なアレンジに興味がない方に向いています。
基本首回りしか暖かくならず、肩や背中を覆うことは出来ませんが、軽くてかさばらず手軽に首元を暖かくできるで重宝します。
とくに男性は大判のストールよりもマフラーの方が手軽に活用できるでしょう。
③色

カシミヤストール選びでは「何色を買うか?」も重要なポイントです。
色は人それぞれ好みがあり、一概には言えない部分もあるので私の意見を以下にまとめてみました。
- もっとも万能に使えるのはグレー
- 黒は顔色が悪く見えがちなのでおすすめしない
- 淡い色はどうしても汚れやすい
- 意外と使えるのが華やか色
もっともおすすめな色はグレー
最初の1枚でおすすめしたいのはグレーです。
どんなコートにもどんな服にも合うので、仕事でも休日でも違和感なく使えます。
以下のように、なかなか合わせにくいピンクともよく合って可愛いですよね。

まずはド定番でもっとも合わせやすいグレーからチェックしてみてください。

黒・淡い色のストールはおすすめできない
黒いストールは顔色が暗く見えるのでおすすめできません。
また、白や淡い色も素敵なので欲しくなりますが、汚れが付いてすぐに黒ずむのでおすすめできません。
まずはグレーを手に入れたのち、2本目を選ぶなら鮮やかなピンク色などがいいでしょう。

「洋服だと派手過ぎて・・・」と思うようなビビッド色もカシミヤストールだと取り入れやすく羽織りやすいですよ。
どうしても冬場はコートの色が暗くなりがちなので、ビビットの色を取り入れるのがおすすめです。
黒やネイビーの暗い色のコートに、ビビッドな色のカシミヤストールはパッと花が咲いたように華やかさがでます。
「そんな派手な色のストールなんて下品になるんじゃ・・」という心配は全く無用です。
カシミヤという極上の素材の持つ魔力が、どんなに派手な色でもしっとりとした質感になって上質な雰囲気を醸し出します。

チェックもおすすめ

無地のカシミヤストールは合わせる服を選ばず便利ですが、チェック柄もおすすめです。
ジョンストンズに代表されるような大柄のチェックは、実は意外とコーデに合わせやすいですよ。
チェックは何色か色が混じっているので、その中の1色をピックアップしてスカートやニット、バッグや靴と色合わせするだけでOK!
もしくは黒いワンピースにサッとカラフルなチェックのカシミヤストールをアクセントにする、というのも素敵なコーデです。
黒いタートルネックニットにデニム、という普通になりがちなコーデもチェックのカシミヤストールであっという間に華やかになります。
なにより綺麗なチェックは見ていても心がウキウキしますよね。
ぜひ綺麗なチェック柄も1枚ワードローブに追加してみてください。

④重さは300gが目安
カシミヤストールを買う際は「重さ」のチェックも重要です。
上質なカシミヤは軽さが特徴と言われます。
確かに極上のカシミヤニットなどは軽く暖かいですが、大きさの割に「軽すぎる」カシミヤストールはおすすめできません。
なぜならカシミヤ100%をうたっていても、スカスカの編地だったり、貧弱な糸で粗く制作されていたりする場合があるからです。
大判のもの70cm×200cmであれば300g以上が目安です。
350g以上あるとかなり重いと言えるでしょう(60cm×200cmならば260g以上が目安)。
実店舗やデパートで買う時は手触り以外にその重量感も体験できますが、オンライン通販で買う際は「総重量」をチェックしましょう。
商品のスペック欄には「重量」も明記されているところがほとんどなので、すぐに確認できるはずです。
・200㎝×60cm:260g~280g
・200㎝×70cm:300g~350g
⑤厚みは気にしなくてOK
新品のカシミヤストールをネットで買った場合、送られてくると最初は「え?手持ちのものより全然薄い!厚みがなくてペラペラ?」と驚くことがありますが、焦らなくても大丈夫です。
カシミヤストールは使用しているとどんどん毛が立ってきてストール自体の厚みが増してきます。
手持ちのものは知らず知らずのうちに分厚くなっているのです。新品と比較するとその差が気になりますが、使ってくるうちに厚みも出てきます。

手触りがしっとりと滑らかで光沢があり、首に巻いてみて暖かさをちゃんと感じるならば安心して使いましょう。
数年使っているうちに厚みが増してくるはずです。
⑥金額はネット通販なら2万円が目安
デパートでカシミヤストール売り場を見ると、大判のもので少なくとも3万円以上はします。
より上質なものになれば、5万円~8万円以上のストールもザラにあります。
セレクトショップなどの棚に置いてあるものも高額なものが多いですね。
ところが、通販サイトで見ると1万円代のものも沢山あります!
本当にカシミヤなのか不安になりますが、商品紹介の欄で素材を確認すれば問題ないでしょう。
ただ、70cm×200cmで定価が1万円以下のもの(タイムセールなどで特別安くなっていれば別ですが)はやや危険な印象があり、おすすめできません。
逆に高ければ高いほど品質がいい、とも言いきれません。
ファッション業界の流通上、途中の仲介業者がマージンを取って価格が高く設定されているブランドもあるからです。
大判のもので少なくとも定価が2万円以上のもの、というのが目安です。
いずれにしろ不安であればネットショップの場合は必ず「返品可能」のお店で購入すれば安心ですよ。
- 定価で1万円以下のものは避ける
- 1万5千円以上~3万円以下のものは良心的な金額設定と言える
- 有名ブランド品は6万円以上するものも多いが納得できるのならOK
- エルメスなどのハイブランド品だと20万近くするものもある
カシミヤストールに関するよくある質問
最後にカシミヤストールに関するよくある質問をまとめます。
カシミヤストールのおすすめの巻き方は?
カシミヤストールは大判の場合、サッと肩に羽織る以外に巻き方もバリエーションが付けられます。

肩にサラッと羽織るのもよし、マフラーのように巻いてみるもよしです。
自分で色々な巻き方を工夫してみるのも楽しいでしょう!
カシミヤストールは家で洗ってもいいの?

カシミヤストールのメンテナンスはいくつか重要なポイントがあります。
- 家で洗濯機でガラガラ洗うのは絶対ダメ!
- 数回使っただけなら洋服用のブラシでブラッシングと陰干しでOK
- 部分的にシミが付いた場合は中性洗剤を含ませた布で部分をトントン洗い
- ドライクリーニングに出す場合はカシミヤの扱いに慣れているお店を選ぶ
- 食べ物の付着は虫食いのもと!よく払い落とす
- 長期保管は虫食いに注意!防虫剤を入れる
洗濯表示を見ると、カシミヤストールは一般的にはドライクリーニングでの洗濯が推奨されています。
しかし、ドライクリーニングは石油系の溶剤を使用するため、カシミヤの風合いが損なわれてしまう危険があるので注意が必要です。
そもそも、着用の度に毎日洗う必要はありません。
洋服用のブラシで軽くブラッシングするだけでカシミヤストールのホコリやチリなどはほとんど除去出来てしまいます。シーズン中のメンテはこの「ブラッシング」と陰干しで十分でしょう。
臭いが気になる・・・という場合は市販の消臭スプレーをサッとかける方法もあります。
汚れやシミが付いた場合は、中性洗剤やシミ取り剤を含ませたタオルでその部分だけそっとトントン叩くとタオルに汚れが移り、かなりさっぱりします
いずれにしろ、繊細な素材であることを理解して丁寧なお手入れが大切です。
楽天で買えるおすすめのショップは?
楽天で購入可能なおすすめショップは以下の2つです。
2.macocca
①ハヤシグチ

200×70cmの大判サイズで350g!というたっぷり感が魅力のカシミヤストールを扱うショップ。
落ち着いた色展開も豊富なので選びやすいです。
\公式サイトはこちら/
Amazonにもショップがあります。
②macocca

楽天には数多くのカシミヤストールショップがありますが、チェック柄の色のセンスの良さと豊富さが秀逸なのが
macoccaです。
210㎝×70㎝という大判サイズで2万円代は良心的な金額!
重さもしっかりあり、安心して買えるショップです。
\公式サイトはこちら/
まとめ:カシミヤストールでコーデをランクアップ!

いつもの服に上質なカシミヤストールをサッとプラスするだけで、あっという間にコーデがワンランクアップします。
何と言ってもカシミヤストールは「幸福感をまとう」アイテム。
お気に入りの色やブランドを見つけて少しずつワードローブを増やしていきましょう!